オーストラリア在住のクリスティーン・ブライデンさんは、政府要職に就いていた1999年46歳の時にアルツハイマー型認知症と診断されました。
当時は3人の子供を育てるシングルマザーでしたが、退職し認知症との闘いを始めます。
2年後、ポール・ブライデンさんと出会い再婚、二人三脚で認知症と向き合ってゆくようになります。
2003年以来お二人は日本を何回となく訪れ「認知症とはどのような体験か」「認知症の人は周りの人や行政に何を求めているのか?」などを語り、これをきっかけに認知症の人への見方やケアのあり方が大きく変わっていくことになりました。 17年1月で68歳を迎えたクリスティーンさん、認知症になって22年、人生のほぼ三分の一を認知症と共に過ごしてきました。
今回のセミナーではこの貴重な体験を基に「大好きな日本でいま伝えたいこと」を熱く語ります。